2023年度 日本青年会議所宗教部会 基本方針
☆ 基本理念(スローガン)
原点回帰 ~すべては宗教部会の未来のために~
新型コロナウイルスによるパンデミックから 3 年が経過し、働き方改革や DX 化の推進により私たちの生活は急激に変化し続けています。それに伴い、青年会議所もオンライン会議やハイブリッド設営など、ICT を活用した運動に変化して参りました。元来、日本にも飛鳥時代より根付く仏教の諸行無常の教えがあり、変化を受け入れることはその教えにも通じる重要なことであります。
そのため、宗教部会においてもしっかりと時代に則した活動を行っていくと共に、時流に沿って未来を見据えた事業を展開していく必要があります。また、本年 50 周年を迎えるにあたり、その歴史と伝統を改めて見つめ直すと共に、未来を見据えた持続可能な宗教部会を構築していかねばなりません。そのためには、現役メンバーの拡大が必要不可欠であると考えます。
2023 年度の宗教部会では、全会員の1割に満たない正会員の会員拡大を第一に考え、50周年を迎える本年だからこそ、活動の原点となる会員の拡大に尽力して参ります。また、宗教への見識を深めるために、全国各地での体験を通じた研修会を行うと共に、50 周年の記念事業として海外ミッションを実施することで改めて我々の原点を見つめ直し、未来へ繫がる宗教部会を構築して参ります。仲間を一人でも増やし、宗教部会がこれからも持続可能な力強い組織であるために、会員同士の交流もしっかりと計って参ります。
結びに、50 年間宗教部会を受け継いで来られた先輩諸兄の叡智と勇気と情熱に感謝し、改めてこの伝統ある部会の未来のために全力で努めて参りますので、1 年間どうぞよろしくお願い申し上げます。 2020年度より猛威をふるっている新型コロナウイルスは落ち着く様子もなく、未だ に日本国民の生活を圧迫している状況が続いております。これにより、世界、日本、そして 各地域の経済は低迷し、そこに住み暮らす人々は決して明るい未来を想像できる状態には ないと思慮されます。しかし、そこで手をこまねいていては何もできません。今一度、長年 培ってきたこの宗教部会の繋がりを活かし、各地域から日本全体の礎となる施策を打って いく必要があります。
第50代 部会長 泰丘 良玄